上司に「人の話しを聞いていない」と誤解されないための具体策

「あまり人の話を聞いてないね」
「ちゃんと聞いてる?」

上司からよく注意されるんです。
このようなご相談をいただきました。

詳細を伺ってみると、相談者は上司からの指示内容を聞き漏らさないように、一字一句間違えないようにメモを取っている、とのこと。実際にメモを拝見させてもらいましたが、ビッシリと上司が話した内容が書かれていました。そうした点から、相談者はちゃんと聞いているとも言えます。

では、どうして上司は相談者が話を聞いていない、と感じてしまったのでしょうか?

 

 

それは・・・

 

 

 

上司が話している間、上司へのリアクションがなかったからです。

相談者は、上司からの指示内容を聞き漏らさないように、メモを取ることに一生懸命だったのです。きっと上司は、まるでなにか置き物にしゃべっているような感じになっていたかもしれませんね。

そこで、この相談者の方には、次のようなアドバイスをいたしました。

1) 少しでも相手(上司)と目線を合わせる。

2) 相手(上司)が話している内容で、句点「。」のところで、うなずく

3) うなずいたところで、あいづち(「はい」とか「うん」など)を入れる。

相談者は、「1) ならできそうだ」と言うことで、まずは1) から実践してもらいました。
次回の相談では1) ができたので、次は2) を 、さらに次は3) を追加して、と1つずつ実践してもらいました。

その結果、相談者は、この上司からは、「話を聞いていない」とは言われなくなったそうです。それどころか、「君は熱心に私の話を聞いてくれるね」、「君だととても話しやすい」と好印象を与えることができた、とこのこと。

上司が「話を聞いていない」と思ったのは、相談者に「話しづらさ」を感じていたからなのです。

相談者がメモを取ることに一生懸命で、上司が話している間、何のリアクションがないと、上司はずっと話しっぱなしで、独り言を言っているような感覚になっていたのです。

職場でのコミュニケーションでは、相手に「あなたの話を聞いていますよ」と感じてもらうことはとても大切なことです。

相手が自分の話を聞いてもらっていると感じたときに、そこに信頼関係が生まれ、コミュニケーションがうまく機能していきます。

もし、あなたが職場で「人の話しを聞いていない」と誤解されることが多いと感じていたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

  • 相手に「あなたの話を聞いていますよ」と感じてもらうには、明確な動作や仕草(しぐさ)で示すことが必要
  • 「目線」、「うなづき」、「あいづち」は、効果的